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08/05/2010    僕を野球に連れてって
今回のエントリーに住宅や庭に関連する内容は含まれていません。本来のブログテーマとは関係のない内容になっていますので、興味のない方は読み飛ばしてくださいね。


先日、息子達と野球観戦に行ってきたのだが、それに関連して、僕が以前書いたエッセイのことを思い出した。今から2年前の2008年に書いたもので、このブログを始めるよりも前に書いたものだ。

パソコンの中に眠っていた文章で、誰かに見せようと書いたものではないが、このまま永久にお蔵入りというのも何だか気の毒なので(文章に「気の毒」ってこともないか笑)、ブログのエントリーで紹介してみようかと思い立ったのだ。

という訳で、以下に当時のエッセイを紹介したいと思う。


僕はスポーツ観戦が好きで、色んなスポーツをテレビで観るが、お金を払って試合を見に行くのは野球だけだ。子供が生まれる前にもヨメさんと行ったことがあるが、ヨメさんはそんなに興味はないみたいで、一緒に行ったのは1回きりだ。ま、高校野球とかテレビで見ても、どの子がカッコイイ、とか、そんなことばっか言ってるんだから仕方ないけどね。(笑)

初めて子供と野球観戦をしたのは、長男が保育園年長組のときだった。ゴールデンウィークに横浜に旅行にいったとき、たまたま横浜スタジアムで巨人戦をやっていることを現地で知り、じゃあ、行ってみるか、ということでダフ屋からチケットを買ってパパと長男で観戦した。

ちなみにママと二男はデパートに買い物に行った。
二男がグズでチョー疲れたらしい。ご苦労様です(笑)。

ダフ屋に値段を聞くと、びっくりするような価格(確か2万近くしたと思う)だったので、長男に、野球よりもママと合流してデパートに行こう、好きなおもちゃを買ってあげるから、とニンジンをぶらさげてみたが、断固却下された。どうしても野球が見たい、という。

まだ保育園児なんだから、野球なんか見たってわかりゃしないのに・・・と思いつつも、まぁ、自分も野球が見たいし、いいか、と清水(きよみず)の舞台からダイブするような気持ちでチケットを買うことにした。おもちゃ買ってやった方が全然安いけどね。

いざスタジアムに入ると、何とも言えない雰囲気だ。僕は野球場の雰囲気が大好きだ。ドームよりも屋根ナシの球場のほうがなおいい。空や風を肌で感じることができるからね。

ナイトゲームは照明塔のカクテル光線に映し出されて球場内すべてが色鮮やかに見える。トランペットの応援と観客のざわめき、この臨場感はスタジアムでしか味わえない。ここで飲むビールもまた格別だ。春の夜空の下、そよぐ風の中、ここだけが世間と遮断された別世界のように楽しくにぎやかだ。

昔から野球を観るのは好きで(結婚後、こんなに野球が好きだったとは知らなかった、と妻が目をまるくした)、いつか、息子ができたら一緒に野球を観にいくのが夢だった。そんな夢が、思いがけずあっさりと実現してしまった。

野球の細かい内容は忘れてしまったが(確か松井がツーベースを打った。そして巨人が勝ったと思う。長男は覚えてるかな?)、息子と楽しいひとときを過ごすことができた。

そして、それ以来、毎年、愛する息子を野球観戦に連れ出している。途中から二男も加わって、今は3人で出掛けている。

男3人の年一回の野球観戦ツアーを僕らは非常に楽しみにしている。僕も楽しんでいるが、特に子供達はおおいに楽しんでいるようだ。

僕が子供のころ、両親は自営の食堂を経営していたから、土日とも仕事で、ほとんどどこにも連れて行ってもらえなかった。子供だったから、そういうものだと疑わなかったが、今にして思えばかわいそうなもんだ。

泊りがけで旅行に行ったことなど全くなく、覚えているのは小山ゆうえんち(栃木県にあった遊園地)とカッパピア(群馬県にあったプール)に連れていってもらったこと、それと林檎狩りもおぼろげながら記憶にある。海水浴は一度だけ、いとこ家族が僕と姉を連れていってくれた(この海水浴は僕が小学3年生のときで、僕は海岸で迷子になってしまった)。1年生のときにそろばんを始めたのも、塾でときおり遊園地などに連れて行ってくれるからだった。

僕の子供時代はそんなだったから、余計に子供達には色んな場所に連れて行ってあげたい、人並みに親と出掛けさせてやりたい、という気持ちが働くのかもしれない。

野球観戦に行く時はナイターだから、昼間は子供達が喜びそうな場所に連れていってあげることにしている。東京ジョイポリスは子供達のお気に入りだ。UFOキャッチャーで何か獲るのが楽しいみたいだ。東京ドームシティにも良く行く(良く行くので子供達も新鮮さはないようだ)。

あまり遊園地みたなところばっかりも良くないと思い、少し為になりそうな所もチョイスする。今年は皇居と国会議事堂に行った。東京タワーや科学博物館、科学技術館にも行ったことがある。

とにかく、何か子供達が喜びそうな場所はないか、いろいろ調べて行程を考える。なるべく行ったことのない場所に連れて行きたいし、夜は野球を観るので時間や場所の制約もあるから、これがなかなか大変だ。ランチも子供達においしいものを食べさせたい、と良い店はないかとあれやこれやと考える。子供のみならず、僕も食べたいと思わないとダメだから、なお難しい。でも、子供達の笑顔のためについついがんばってしまう。子供達も、今年は何処にいくの?、何を食べるの?と、楽しみにしているようだ。僕の苦労も知らないで(笑)。

年一回のこのツアーは子供甘やかしツアーでもある。子供がアイスが食べたい、と言えばアイスを買ってやり、あのゲームがしたい、といえばゲームをやらせる。子供達にとってはたまらない一日だ。ママが見ていたら眉をひそめるだろう(笑)。パパの財布にもよろしくない(笑)。

でも、年に一回くらい、そんな夢のような一日があってもいいんじゃないかと思う。

生活をしていく中では常になにかを我慢する、という場面がつきまとう。一年のうちには何度となく家族でお出かけをするし、ときには旅行もするが、こういうときも例外ではない。あれが欲しい、と言えば、そんなに高いものはダメだ、と我慢させられ、あれが食べたい、と言えば、それはダメ、と却下されることもある。もちろん、これは必要なことで、教育上も我慢を覚えさせるのは大切なことだ。

ただ、一年に一回だけ、わがまま言い放題の、夢のような1日があってもイイのではないか、と思う。そして、野球観戦の1日をそういう日にしている。子供達が嬉々として楽しみ、1日の終わりには、ああ、楽しい1日が終わってしまった、とがっかりしつつも、また来年も来たいと願う。そして小さな胸に楽しい思い出が刻み込まれる。

そして僕も楽しんでいる。うまいものを食べながらビールを飲む。野球観戦を楽しむ。子供達の笑顔をほほえましく思う。人生の最高のひとときだ。

子供の成長は早い。駆け足で大きくなり、いつか、パパと出掛けなくなる日がくるだろう。小鳥達には必ず巣立つときがくる。それは避けられないことだ。自分もそうだった。でも、それまでの短い時間、子供達と楽しい時間を分かち合いたい。悔いが残らないくらいに思いっきり。

野球観戦の一日の終わりの会話はいつもこうだ。

「パパ、連れて行ってくれてありがとう。」
「いいんだよ、パパはおまえ達がすごくかわいいからね。」

2008年10月

Baseball.jpg

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