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04/21/2012    15の春 -第3話- (全6話)
2月の終わりに高校の志願倍率が発表された。後期試験での志望校は前期試験を受けたのと同じ高校だ。

長男の志望校の倍率は1.48倍で、例年よりも高かった。3人に1人は落ちる計算だ。

例年よりも高い倍率になるなんて、なんてツイてないんだろう。しかも長男の受ける高校は県内の成績上位校なのでライバルもきっと優秀な子ばかりだ。そんな中で合格できる3人のうちの2人に入れるのだろうか。僕の不安はヒマラヤみたいにそびえ立っていた。

志願倍率発表後、1回だけ志望校変更が許されている。倍率の高さを思うと、もう少し楽に合格できる高校に変更することも頭をかすめたが、それは最もまずい選択にも思えた。楽をしたいばかりに困難から逃げていては後で後悔することになる。後で「なぜチャレンジしなかったのだろう」と後悔しても手遅れだ。

妻と長男は志望校を変更する気はさらさら無かったようで、そうとなればもう進むべき道は一本道だ。前期試験で落ちても、後期試験で自分の実力が試せて良かったと言っている長男が頼もしく思える。

とにかく、長男の受験のことが頭から離れなかった。何をするにもモチベーションが上がらない。妻も同じだと言っていた。春休みに家族旅行を予約してあったが、旅行雑誌を買う気にすらなれなかった。長男には受験生仲間がいただろうが、僕と妻にとっては2人だけの孤独な闘いだった。

長男の志望校の倍率は高めだったが、倍率よりも合格圏内に偏差値が届いているかが重要だと聞いた。試験当日の出来・不出来というのも多少はあるだろうが、そうそう大逆転というのはなく、たいていの場合は模試の順位どおりになるそうだ。

だとすれば、長男の場合、安全圏にいるというほどではないものの、塾の模試の結果ではなんとか合格できそうな順位ではある。

そう思うと、どんよりと曇っている中に一筋の光が射したような気がした。

そんなこんなで一喜一憂(いや、一喜十憂かな笑)しながらついに受験の日を迎えることになった。自分達の住んでいる県ではテストは2日間にわたって実施される。

長男の幼なじみの母親がチーズケーキを作って激励にきてくれたそうだ。ちなみにその幼なじみは長男と同じ志望校に前期合格していた。

なんでもママ同士の会話の中で、過去に偏差値が70もあったのにその高校に落ちてしまった人がいたらしい、とかいう話を聞かされたそうだ。そんな話は聞きたくもない話だ。カンベンしてよまったく(笑)。意外とKYな人なんだな、なんて思いつつも、激励に来てくれた気遣いが嬉しく感じられた。

4/6へつづく

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長男がまだ小学校低学年のころ。次男と家の庭で。

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